腸内環境を整えたり、免疫力を高めてくれたりと、プラスの働きをしてくれることで知られている乳酸菌ですが、乳酸菌サプリメントには便秘薬のような副作用はないのでしょうか?

今回は、乳酸菌サプリメントに副作用は無いのか、摂取するにあたって、どんなことに注意したら良いか、などについてお伝えします。

乳酸菌サプリメントって副作用は大丈夫?

まず、結論から言うと、乳酸菌サプリメントには通常、副作用の心配はありません。

むしろ、非常に安全性の高い優秀なサプリメントと言えます。

なぜなら、乳酸菌サプリメントの主成分である乳酸菌と私たち人間の付き合いは長く、古くから継続的に摂取されてきた歴史から見て安全性が高いと考えられるからです。

例えば、漬物やヨーグルトなどの乳酸菌を含む発酵食品は、健康食や日常食として昔から食べ続けられてきましたが、乳酸菌を活用した発酵食品の起源は、一説によると4000~6000年前までさかのぼると言われています。

乳酸菌に特筆すべき危険な副作用があれば、そのような長い歴史の中で指摘されているはずですし、安全性の低いものであれば、ここまで長い年月に渡って摂り続けられることはないのではないでしょうか。

実際、私自身、乳酸菌サプリメントだけでも、これまでかなりの種類や量を飲み続けてきたのですが、それによって体調がおかしくなった経験は特に思い当たりません。

あえて言うとしたら、私の場合はヨーグルトが体質に合わなかったことがあります。

また、検証のために乳酸菌の含有量が日本トップクラスの乳酸菌サプリメントを過剰摂取(通常の3倍の量で使用)していた時に、快便になりすぎて1日のうちに何度もトイレに行くようになってしまった(下剤のような下痢や腹痛はなくスッキリ爽快でしたが)くらいです。

乳酸菌を摂取する上での注意点

注意点1:ヨーグルトやチーズなどの乳製品は摂りすぎに注意

注意点としては、ヨーグルトやチーズなどの食品として乳酸菌を摂取しようとすると、乳酸菌だけでなく脂肪なども同時に摂取することになるので、カロリーのとりすぎには注意が必要です。

また、日本人の多くは乳製品に含まれる乳糖を分解する能力が低い体質のため、ヨーグルトなどの乳製品を摂ることで、消化不良や下痢などの症状が出る場合があります。

注意点2:人それぞれ乳酸菌との相性がある

乳酸菌には人それぞれ「相性」があるので、まったく同じ種類の乳酸菌をまったく同じ量で同じ期間に摂取しても、効果を実感できる人もいれば、できない人もいます。

また、実感の度合いも人それぞれで、効き過ぎるという人もいれば、良くわからないという人もいます。

こうしたことがあるので、乳酸菌サプリメントを選ぶ際には、私の言うことも含めて口コミや評判などは「参考程度」に考え、実際に数週間試して見た結果の自分の感覚で判断していくことが大切です。

注意点3:添加物の摂りすぎに注意

乳酸菌を含んだ食べ物や乳酸菌飲料、乳酸菌サプリメントなどを摂取する際に、乳酸菌だけでなく他の成分が含まれている場合が多いです。

そのため、それらをかたよって大量に摂りすぎると、乳酸菌そのものよりも、その他の成分や添加物などを摂りすぎてしまう場合があります。

乳酸菌を摂取する場合は、できるだけ品質が良く、よけいな添加物や成分ができるだけ含まれていないものを選ぶことも大切です。

注意点4:かたより過ぎない

どんなに優れた食べ物でも、ひとつのものばかりを摂っていると栄養が偏ってしまうように、いくら副作用の心配が無く体に良いからと言って乳酸菌だけをひたすら摂取するというのも自然ではありません。

あくまでも、日々の食事や運動、規則正しい生活などの対策も含めてトータルで腸内環境を改善していく意識が大切です。